第10章 トリップ?と入学
理棘「えっと、文月理棘です。
(こっちに来る前に)得意(だった)なことは回し蹴り、
ききミネラルウォーター。
趣味はバスケ(たぶん)です。あと猫より犬派です。」
()の部分は早口&小声のハイスペックで切り抜ける。
嘘は言ってない。
何と無く。ものすごく何と無くだけど、征の前で嘘はいっちゃいけない気がするんだよね。
監督「なんか質問がある奴いるか?」
はいっっ!!!
とものすごい勢いで上がる手。
ちらほら
「お前なんて授業でも手あげないくせに!」
「うっせ!!!」
とか聞こえて来るのは気のせいだと思いたい。
監督「ん?珍しい。青峰か?イイぞ。」
青峰「バストはなん 『サイテーっ!!!(クラス女子全員)』
アホだ。もう呆れを通り越して感動すら覚えるよ。