第3章 【R18】自慰少女(幸村精市)
「……これは、幸村くんの…ジャージ」
部活おわりに忘れものをしたことを、思い出し部室へ戻ると、そこには“幸村精市”と書かれたジャージが綺麗にたたんで置いてあった。
ゴクリ…ッ
(すこしだけ、すこしだけなら…いいよね。)
恐る恐る手を伸ばし、幸村くんのジャージを手に取る。ふわりと香る幸村くんの匂い。優しくて儚い匂いがあたしの鼻をくすぐった。
「はぁ…いいにおい〜」
すんすん、とジャージに顔をうずめるようにして匂いを嗅ぐ。こんなところ誰かにみられたらあたし学校生活、いや人生は終わりだろう。
でもいまは部活おわり、レギュラーのみんなも帰っていったのを確認した。そうおもって、あたしはそのイケナイ行為を続けたのだった。
「んっ…」
匂いを嗅ぎながら、自分の下半身へ指を伸ばすと下着がすこしだけ湿っていた。
「ふぁっ…んん、あん」
下着の上から指を這わせると、自分でも驚くほど甘い声がでた。
「これ、いつも以上に…いい、かもっ」
やっぱり部室という、場所のせいなのかいつもよりはやく絶頂へ達しそうだった。
(あと、すこしでイク…っ!)
ビクッビクンッーーーがちゃ
…?
がちゃ?
ゆっくりと、音のしたほうへ振り返る…そこには、目を丸くした、幸村くんの姿があった。
「…さん?」
「ゆ、幸村…くん…あの、これは…っ」
言い訳を考えたが思いつくはずもなく、幸村くんは静かに部屋に入ってきて、鍵を閉めた。
「ごめんなさっ…!」
「驚いたよ、まさかさんがこんなに変態だったなんて」
「っ…あの、ほんとに…ごめんなさい」
「どうして謝るのかな、俺は嬉しいんだよ」
ぜったいに嫌われた…。そう覚悟していたのに、かえってきた意外な言葉にこんどはあたしが目を丸くした。
「え…?」
「前からさんのこと、気になってたんだ」
「気になって、た?」
「うん、どうやって調教しようかなって」
ん?調教?
にっこりと笑う幸村くんからは想像できないようなセリフにあたしは戸惑った。
あたしが戸惑っていると、幸村くんはあたしの腕を掴み、両腕を後ろで素早く拘束する。
「痛っ!」
「ごめんごめん、でもほら…痛くされた方が感じてるよ?」