第1章 家出
とても小さく儚げな少女は大きく息をすって目の前にいる爽やかな雰囲気の青年へ叫ぶ
月音「シャルのどアホ!馬鹿!携帯電話ヤローー!!」
そう言って少女は走り去ってしまった。
〜数分前〜
月音「シャル、今度のマフィア私が全部ぶっ殺してもいーでしょー?」
私はソファーに膝立ちをしてソファーの後ろにいるシャルに話しかける
シャルナーク「ダメだよ!月音どうせ片付けないでしょ!」
月音「今回は片付けてやるからさー」
シャルナーク「ダメだよ!!絶対できないだろ!?」
月音「私だって大人ですーきちんとできますー」
シャルナーク「そんな見た目で言っても通じないよ。」
月音「でもフェイよりは高いよー?」
シャルナーク「フェイタンと比べたら誰でも大人になるよ。」
フェイタン「お前ら殺されたいカ?」
月音・シャルナーク「ご遠慮しとくよ」
シャルナーク「とにかくダメだよ!絶対できないだろ!」
私はガルルルルと唸りソファーから降りて
シャルの元へとつかつかと歩いて行く
月音「絶対できない訳ないじゃーん!!」
私はそう言ってシャルの横腹にチョップをお見舞いしてやり
叫ぶ
月音「シャルのどアホ!馬鹿!携帯電話ヤローー!」