第10章 クジラ島へ
ミト「あの二人一日に一回はぼーっと突っ立ってなにしてるのかしら」
月「ハンターにしかできない事をしてるんですよ」
ミト「月音ちゃんはいいの?」
月「私は二人と違ってあれを覚えるのは早かったですし」
ミト「まぁ常人にはわからないのね」
月「そんなところです」
ミト「それにしても洗濯手伝ってもらってありがとうね」
月「いいえ、私は此処に来れただけで幸せですから」
ミト「どういうこと?」
月「ジンが居た島に来れたので、ジンの気配がほんの少しだけ残ってます」
ミト「月音ちゃんどうしてジンを知ってるの」
ゴン「ミトさーん!ジンがどうかしたのー?」
私は口に人差し指を当ててシィーと言う
ミト「なんにも無いわよ?」
ゴン「本当にー?」
月「本当だよゴン」
ゴン「ふーんキルア続きしよ!」
キルア「あぁ」
月「ミトさん、私は妖精さんですから」
そう言いながら私は微笑んだ