第2章 え?何故かって…それは…
お祭り当日
『わぁぁぁあ!すごーい!
すごーい!おかーさん♪』
凛「ぇえ。すごい数の人ね。
迷子にならないように、
お母さんの手を握るのよ?」
『はぁーい!
ねぇ!ねぇ!あれ食べたい!』
凛「えぇ。じゃあ、買ってきましょうか♪」
『やったぁ!ありがとー♪』
店主「おや。凛さんと柚子ちゃんじゃないか!」
凛「あら!この前の…。
お怪我は良くなりました?」
店主「 ぁあ!もうすっかりさぁ!
ホラ、この通り!」
トントン
と、店主のおじさんは肘を叩いた
『あっ!この前のおじさんだぁ!』
店主「大きくなったねぇ凛ちゃん!
もうすぐ寺子屋に通うのか!
…もう五歳かぁ。」
『うん!すっごーっく。楽しみ!』
店主「そーか。良かった!
そーだ!じゃあ、対したものじゃねぇが、
綿あめくっていくか?」
『うん!いいのー?
ありがとー!!
おじさんだーいすき♪』
凛「いいんですか?…すみません