第8章 8
その日瑞希の元には
たくさんのメールがきた
悠斗や圭、面白がっている奈央からである。
「委員会お疲れ様!」
「おつかれっ!今日も楽しかったな!」
「鈴宮くんと何かあった(笑)」
上から悠斗、圭、奈央である。
『(…奈央は相変わらずだなぁ)』
数通のメールのやり取りをして
眠くなったので
翔に”ありがとう”とだけメールを送って
瑞希は深い眠りについた
~次の日の朝~
瑞希が起きると枕元にある携帯が光っていた。
翔から昨日きたメールだった
「”どういたしまして
明日一緒に学校行かない?”」
『(うわぁどうしよ!
昨日メール返ってきてた!
一応返した方がいいよね…。)』
『”おはよ!昨日メール送って
そのまま寝ちゃってた。”』
「”やっぱりな!
返事返ってこなかったから(笑)
まだ家か?”」
『”そうだよ!”』
「”じゃあ今からお前ん家行くから待っとけよ”」
『(なんか変に意識しちゃうなー…)』
学校までの道、瑞希はずっと
そんなことを考えていた