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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第13章 がっつきすぎ?


付き合い始めて、少し経った頃。
私は最近、脹相とのキスの回数がやけに増えた気がしていた。

朝、顔を合わせれば「おはよう」の代わりに一度。
任務から戻れば、無事だったことを確かめるように一度。
並んで歩いていると、不意に立ち止まって頬に一度。
そして、二人きりになれば――当然のように何度も。

最初の頃は、されるたびに心臓が飛び跳ねていたのに。
最近では、脹相が少し顔を近づけてくるだけで、次に何をされるのか分かってしまうくらいには慣れてしまった。あ、もちろんドキドキはする。

そんなある日のこと。

野薔薇と真希ちゃんと三人で休憩していると、野薔薇がじっと私を見つめてきた。

「ねえ」

「ん?」

「ぶっちゃけ聞いていい?」

「なに?」

「脹相とさ」

野薔薇が身を乗り出す。

「どのくらいの頻度でキスしてんの?」

「……え?」

いきなりの質問に、私は瞬きをする。

隣にいた真希ちゃんも、持っていた飲み物を置いた。

「お、聞きたい」

「真希ちゃんまで!?」

「いや、純粋に興味あるだろ」

「ないでしょ普通!」

「私はある」

「あるんだ……」

野薔薇は腕を組んで、じっと私を見る。
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