• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

先生♡ロリコンになってください♪

第8章 恋の村時雨のち・・・乱れ麻糸


☆☆☆
僕が教室にたどり着くと、愛里沙がぼけーっと自分の席に座っていた。

はあはあ・・・ぜえぜえ・・・
やっと、逃げられた・・・危なかった・・・。

「ああ・・・秋良・・・」
呆けたように愛里沙が言う。ちょっとまってね、今、呼吸整えるから。
はあ、はあ・・・はあ・・・ふう・・・

少し落ち着いた。

「愛里沙・・・酷いよ・・・なんで行っちゃうんだよ」
文句の一つも言いたくなる。もしかして、愛里沙には僕が助けを求めているように見えなかったのかもしれないけどさ・・・。

ぼんやりした目で僕の方を見る。
「秋良・・・秋良・・・あんた・・・風見先生のことが・・・」

好きだったんだ・・・。

ぽやっとした感じで呟くように愛里沙が言う。
へ?なんでそうなんの?

「私・・・帰るね」

じゃあ・・・、と言って、とぼとぼと帰ってしまった。

僕は混乱する。一体、今の何?何が起こったの?
え?なんで僕が風見先生のこと好きなことになってるの?
で、なんで、愛里沙がそんな元気なくなるの?!

お・・・女の子の心が・・・わからない!

「あ!おい!二階堂!」
廊下で、愛里沙とすれ違ったのか武内先生の声が聞こえる。いつもなら馬鹿みたいに大きな愛里沙の声が聞こえそうなものだが、なにか言ったような気もするが聞き取れないくらいの小さい声だった。
「え?あ!?そうなの?わかった・・・じゃあ、さようなら」
武内先生がそう言ったところを見ると、『帰ります、さようなら』的なことを言ったのだと思う。

先程はショタで寝取り属性の女性の気持ちが分からず混乱、
そして、今はずっと一緒だった幼馴染の女の子の気持ちが分からなくって、
僕はものすごく混乱した。

考え込んでいて、ハッと気づいて廊下を見回したときには、愛里沙も武内先生もいなくなった後だった。

【The operation failed. And chaos deepened.】
/ 139ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp