第19章 パラレルワールドにいきました。
ある春の日に俺はふと思った。
(そういえば、あっちの世界はどうなっているのだろう?)
俺は好奇心にかられながら俺は考えた。
(あっちの世界に行くにはどうすればいいんだ?)
そうだ。重要なことを忘れていた。あっちの世界へ行く方法がわからない!
『この鏡からアーダルベルトは来てるんだよな』
俺は何気無く部屋に立てかけてある鏡に触れた。
すると、いきなり鏡の表面がグニャリと曲がり鏡へ向かって強風が吹き荒れた。
『ッ•••!』
声をだす暇もなく俺は鏡の中へ吸い込まれた。
••••••鏡の中は宇宙みたいに真っ暗でただ一点に光があるだけだった。
俺は闇の中で光の元へ飛ばされていた。
•••徐々に光が近づいてきた。光に近づくにつれて俺は目が開けられなくなった。
そして•••光の中へ放り出された。乱暴な赤ちゃんの人形のように•••