第18章 作者とヘルマンたち
ヘルマンさんは少し不満そうだったが、すぐに機嫌をよくしてくれました。
『それではヘルマンさん、皆さんに言いたいことは?』
ヘルマンさんは少しうつむきながら言った。
『俺は、お前達が大っ嫌いだ。変態でいつも卑猥なことしか考えないからな。でもな、好きなところもあるんだぞ。それは、お前達の笑顔だ』
ヘルマンさんは軍帽でよく見えなかったが、明らかに顔を赤くしていた。
他の三人は、ヘルマンの赤面を見るのに必死に顔を見ていた。
『ヘルマンさん、そんなこと考えていたなんて•••』
私は、ヘルマンさんが素敵に見えました。皆さんのことを考えるヘルマンさん。とても男前でした。