第4章 季節外れの寒い日
ヘルマン『寒い!寒すぎる!!』
ヘルマンは上着を探していた。
今日は3月の中旬だが、今日だけは異常な寒さだった。
ヘルマン『ルドルフ今気温何度くらい?』
ルドルフ『−5度くらい』
ヘルマンは −5度⁈と驚きながら寒さを恨んだ。
ヘルマン『はやく夏こないかな?』
ルドルフ『お前、夏も(冬こないかな?)て行ってたじゃないか。』
ルドルフがヘルマンの頬をツンツンしながら言った。
ガチャ
いきなりドアが開いた。オスヴァルトが部屋に来たようだ。そしていきなりヘルマンに抱きついた
ヘルマン『オスヴァルトど、どうした?』
オスヴァルト『ヘルマン、一番寒いときは人間同士抱き合うといいらしい。』
ヘルマン(この展開はマズイ!ルドルフ助けてくれ。SOS)
しかしルドルフは帽子を目の位置まで下げ、見ないようにしていた。
ヘルマン(裏切り者!あっ!そうだ)
ヘルマン『オスヴァルト外にまだ薪があるからそれで暖をとろう』