• テキストサイズ

呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第8章 肌寒い秋は


どのくらいか話していると、みんないなくなってしまった。
憂太だけが、私を抱いたままジッとしている。

「憂太は、戻らないの?」

「千景がどうするか、まだ聞いてない」

"憂太の部屋に行くか、私の部屋に行くか"の話だろうか……。
だからこんな……"逃がさない"とでも言うように、囲っているのだろうか。

どっちの部屋に行っても、一緒にいることは変わらない。
本当に私の答えが必要?

クスクスと笑っていると首を掴まれ、上を向く。
そのまま憂太の顔が下りてきて、舌が唇に触れる。
軽く口を開けると、すぐに舌は絡んだ。

静かな共用スペースに水音が響き、ゆったりとした空気を官能的に染め上げていく。
舌が絡まる度、上顎を擽る度、鼻から声を漏らしていた。

肩を抱いていた手は膨らみを滑り落ち、優しく包み込む。
探るように指で中心を撫で、見つけるときゅっと摘んだ。

ブラの上からわかるほど、勃っている。
憂太は鼻で笑い、唾液を残して唇を離した。

「ここでえっちなこと、していいの?」

「ッはぁ……ダメ……もうしてるけど、ダメ……」

「ふふ」と笑いながら私の腕を自身の首に回し、グッと抱き上げる。
どんどん力をつけていく憂太に驚く暇もなく、横抱きにされる恥ずかしさで頭がパンクしそうだった。

/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp