【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第20章 沖縄×任務×A班
「……。」
「……。」
二人が固まる。
は心の中でため息をついた。
(要するに。)
(休みなく働けってことね……。)
現実は非常である。
そして渡された資料を開く。
「さて。」
二人を見る。
「私たちが今日担当する案件だけど。」
ページをめくる。
「軽めの案件担当ね。」
「軽め……?」
伏黒が眉をひそめる。
嫌な予感しかしない。
「うん。」
は読み上げた。
「一件目。」
資料を指差す。
三級呪霊:その影響で住民が錯乱状態。
信号無視による自転車事故多発。
急発進、急停車による交通事故も発生。
「二件目。」
三級呪霊:その影響で人が凶暴化。
暴行事件多数。
その説明にリンの顔が引きつる。
「三件目。」
三級呪霊:精気を吸われた住民が極度の脱水状態。
北部中心に発生。
現状病院が逼迫状態。
「四件目。」
三級呪霊:大規模電波障害。
「五件目。」
三級呪霊:海上で小規模竜巻が頻発。
漁師三名重傷。
「六件目――」
「ちょっと待ってください。」
伏黒が止めた。
「はい?」
「これ。」
資料を見る。
「今からやるんですか?」
リンも大焦りでこくこく頷いている。
現在時刻。
午後14:30。
どう考えても終わらない。
は苦笑した。
「いや。さすがに今日だけじゃないよ。
今日と明日。もしかしたら追加もあるかもね。
けど、どちらにしても結構タイトだから。」
にっこり笑う。
「気合い入れないとまずいね。」
全然笑うところではない。
「ちなみに。」
は続ける。
「私たちのチームのノルマは4日で15件。」
「15件…???」
リンの顔が青くなる。
「1日3件くらいは最低でもお願いするからね。」
「それだと。」
伏黒が計算する。
「目標に届かないのでは。」
「うん。」
はあっさり頷いた。
「残りは私が頑張る分かな。」
沈黙。
「ひとりで?」
「いや。」
は首を振る。
「対策本部のルールで、教員や派遣術師はツーマンセル(2人1組)。だから単独じゃないよ。」
少しだけ安心する二人。
だが次の言葉で台無しになる。