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不変の隣【保科宗四郎】

第6章 新しい場所


厳しい試験を突破してきた新入隊員が集まり、入隊式が始まる。

試験中、大きな事件があったと聞いている。
それでもみんな、それを乗り越えてきたようだ。

新入隊員代表は、防衛隊のトップ・四ノ宮長官の娘――四ノ宮キコル。
既に小隊長クラスの解放戦力を誇る、この国の希望の光。

途中で参加した候補生の日比野カフカ。
宗四郎様が何か気になる点があるらしく、近くに置くことにしたようだ。

式の終わり頃、日比野カフカは亜白隊長に不敬を働き、腕立てをさせられていた。
場の雰囲気が一気に柔らかくなる。

私はこの場の中心である日比野カフカを見ずに、ステージの上で大笑いをしている宗四郎様を見ていた。

「そんな見とったら、バレてまうで?……あ、バラしたいん?」

ステージから降りて近くに来た宗四郎様が、耳元で意地悪く囁く。

誰にも気づかれないように、少しだけ背中を預けた。
縦なのか、横なのか、わかりづらく僅かに首を振って。

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