第5章 解れる境界線
宗四郎様をジッと見つめた。
私の中で燻る熱が、引いてくれない。
もっと触れていてほしい。
わかっている。これ以上進んではいけないと。
それでも、この人がほしくて堪らない。
「そっ……しろぅ……」
宗四郎様の肩に触れて、この熱の冷まし方を求めた。
驚いたように目を開き、ゴクッと生唾を飲み込む。
「あかんて、やめて……僕の理性、プツン言うてまう……紫音相手やと、脆すぎんねん」
それはどういう意味?
宗四郎様もそういう"好き"を持っているの?
目元が宗四郎様の手の平で覆われた。
息が震えている。
宗四郎様の息も荒い。
見えないまま腰をグッと引き寄せられ、下腹部に硬いモノが触れた。
「紫音、えっちしたことある?」
顔が熱い……宗四郎様といると、いつも熱くなってしまう。
でも今は、身体の奥から火傷しそう……。
ふるふると首を振ると、「知っとる」と、熱を吐き出すように笑った。
「痛いで。ええん?血ぃ出るやろうし、痛くて泣くかもしれん。嫌やったら、これ以上煽らんで……」
「僕が悪いけど……」と呟く。
手を取られて、宗四郎様の硬いモノを握らされた。
熱くて硬くて……脈打っている。
私の手から溢れてしまいそう。
「コレが紫音のナカ入る。想像してみぃ?いける?」
途端に怖くなって、宗四郎様と少し距離を取った。
こんな大きなモノを入れたら、壊れちゃう……。