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かるら怪談

第58章 花火


「ただな、この解釈にも2つ問題がある。
 ひとつは、俺は小さい頃に朝顔の君に会っていたとき、小さい女の子がいた記憶が全く無い。
 そして、もう一つは・・・あいつは消えたんだ」
「消えた?」
僕が繰り返すと、K太は声のトーンを落として続けた。
「追いかけたよ。追いかけて追いかけて、湖まで追っていったんだ。でも、そこで、」

闇に溶けるように、消えたんだ。俺達の目の前で。

と。
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