第8章 第6話〜小野田翔〜
Side翔
りおん「今日は、本当にありがとう、翔。」
翔「どういたしまして。それじゃ、またね。」
りおん「うん!またね!」
りおんを自宅まで送り届け、ボクはツキノ寮へと戻る。
その道中、お仕事終わりの孝明と優馬と合流し、一緒にツキノ寮へ。
翔「…。」
優馬「翔さん?どうかしましたか?」
翔「ううん、大丈夫。」
孝明「…噂の"ロクダンのお姫様"のこと?」
翔「流石、孝明。どうしてわかったのかな?」
孝明「いや、なんとなく。」
翔「ふふっ。」
優馬「えっと…ロクダンの専属カメラマンの子の事ですか?」
翔「そうだよ。ボク達の専属カメラマンでも有り、ボク達の大切なお姫様。」
優馬「そ、そうなんですね。」
翔「ボク達は…みんな彼女の事を愛してる。だからこそ、彼女を迷わせてしまってるんだ。」
孝明「…なるほど。」
翔「…大切なのは、彼女自身の気持ちだから。」
優馬「翔さん…。」
孝明「…。」