第6章 第4話〜名積ルカ〜
Sideりおん
りおん「ま、回し過ぎたー。」
トリト『気持ち悪い…。』
ルカ「だ、大丈夫!?」
マヨリ『やれやれ。』
あの後、楽し過ぎてコーヒーカップ回しまくった。
ルカ「少し休憩する?」
りおん「そうするー。」
ボクはルカに支えられ、近くのベンチに座る。
りおん「ふぅ…。」
ルカ「大丈夫?」
りおん「なんとかー。」
トリト『オレもー。』
ルカ「良かった!あ、近くにキッチンカーある!何か飲み物買ってくるね!」
りおん「うん、ありがとう。」
ルカはキッチンカーへ向かう。
待ってる間、ボク達はベンチでのんびりしていた。
りおん「…思い出すなぁ。昔の事。」
トリト『あはは…だねぇ。』
マヨリ『あの時も、りおんは遊園地でコーヒーカップを回し過ぎて酔ったの。』
りおん「うん。」
昔…二人と親子になったばかりの頃…進級祝いで二人と一緒に、こことは違う遊園地に出掛けたことがあって(二人はカードの状態である為、周囲にはボク1人で行っているように見えている)そこで、コーヒーカップをたくさん回し過ぎて、ボクも父さんも酔ってしまった(その結果、母さんに少し呆れらた)。
りおん「あの時は、二人と一緒に遊園地に遊びに行った事が楽しかったから…。」
トリト『うん、オレ達も楽しかったよー。』
マヨリ『まあ、その道中で、りおんが迷子と思われた時は焦ったの。』
りおん「だねぇ。まあ、あの時はまだ8歳だったからねー。」
実は、遊園地を楽しんでいる道中、スタッフの人に迷子と勘違いされて、迷子センターに連れて行かれたと言うハプニングが起きた。
あの時は、一瞬の隙を見て、空間のグリモワールの力で自宅にワープして難を逃れた。
それ以降、遊園地には行っていない。
りおん「あの頃は最後まで楽しめなかったから、今日はいっぱい楽しもうね!」
トリト『うん!』
マヨリ『だの。』
ルカ「お待たせー!」
そこへ、ルカが飲み物を持って戻って来た。
ルカ「りおんちゃん、レモネード飲めるー?」
りおん「うん、飲めるー。ありがとう!」
ルカ「二人の分もあるよー!」
トリト『良いのー?』
ルカ「うん!今は人目に付かないし。」
マヨリ『では、いただこうか。』