第3章 第1話〜立花歩〜
Sideりおん
りおん「…。」
"オレを選んで欲しい"
歩の思いと眼差しに心が揺れる。
だけど、心変わりが有るかも知れないから、容易に答えを出せない。
りおん「どうして、迷う必要が有るのかな?」
イブリス「何がー?」
りおん「あー、えっと…。」
イブリス「誰を好きになるかでしょ?」
りおん「わかってるんじゃん!」
今更言うけど、ボクと父さん達は精神が少しだけリンクしてるんだ。
だから、お互いに考えてる事は少しわかる。
イブリス「迷う必要ないじゃん。りおんは歩が好きなんでしょー?」
りおん「そう、なんだけど!もしかしたら、心変わりが有るかも知れないから…。」
エスティ「りおんが心変わりねぇ。女の子だから、あり得なくもないけど…。」
アオイ「でも、りおんちゃんが心変わりするのはレアケースじゃないですか?」
りおん「そ、そうなのかな?」
トリト「だよねー。りおんは今までずっと、歩が好きだったから。」
りおん「うん…。」
エスティ「まあ、歩も翔達もイケメンだからねぇ。好意を寄せられて迷うのは当然よねー。」
りおん「あはは…。」
マヨリ「だが…最終的に決めるのはりおんだからの。」
トリト「そうだね。1番大切なのは、りおんの気持ち。」
りおん「うん…。」
フリーレン「話変わるけど、クレープ美味しいね。」
りおん「だよねー!あのお店のクレープは世界一だよね!」
最終的には、誰か1人を選ばないと行けない。
だけど、今はまだ…迷わせて欲しい。