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夫が子供を連れてきました【呪術廻戦 五条】

第3章 家族って



は埼玉にいた。
恵と津美紀を五条悟名義で借りたマンションへと引っ越しをさせ、も同じマンションの横の部屋を借りて住んでいた。

京都と埼玉を何度も往復をし、女主人としての仕事をこなしつつなので、バタバタとするは、のんびり暮らす子供2人の邪魔をしたくないと思い、別の部屋を借りることにしたのだ。

家事を一緒に手伝う五条家の使用人を1人と、近くに護衛が三人いた。
やはり五条家当主の妻であるにも護衛が必要だと五条の両親に言われたからだった。


「奥様、産休明けの藤本が来月復帰予定と報告がありました。」
「ありがとう。といっても子供の体調不良とかで急な休みとかあるだろうから、人数の多い場所に配置してあげましょう。」

「わかりました。それから毎年秋に御三家での集まりが…」

「話は聞いています。私は嫁いでから今年初めてだから、どんな感じなのかわからないけれど、五条家が担当なのでしょう?去年の来客者リストとかがあれば取り寄せといてくれる?去年の様子だとか、食事等もわかる人がいれば報告書にまとめておいてくれると助かります。垣田さんをリーダーとして進めてください。彼が向いてると思います。」

「わかりました。」

は電話を切ると、送られてくる報告書のメールに目を落としていった。

埼玉と京都の二重の生活は楽ではなかった。


何かあれば京都に帰らなければならないし、子供2人を不自由なく過ごさせるのにも色々と気をつかった。

家事の補助を頼んでいる使用人の山下には本当に感謝をしていた。
もそれなりの家柄の人間のため、そこまで生活力があるわけではなかった。


「ただいま。」
「恵くん、おかえりなさい。」

学校から帰ってきたらなるべく出迎えてあげたいと、は帰宅時間に合わせて恵たちの部屋で待っているのが最近の日課だ。

「お疲れさま。手を洗っておいで。山下さんがおやつ作ってくれたんだって。一緒に食べる?」
「…津美紀が帰ってからにする。」
「そうだね。じゃあ、それまでに宿題しようか。」
「うん。」

まだ心を開いてくれているようではなかったけれど、会話はしてくれている。は微笑みながら、恵くんの前に座った。
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