第32章 2026年 ~GW~
食べ終わったらまた遊ぼうかと
旦那さんが2人に言ったものだから。
いつもはダラダラと食べたりして
なかなか食事が終わらないみたいだけど
親である千冬がびっくりするレベルで
2人とも夕飯を食べ終わって。
自分の食器を纏めて
キッチンのシンクまで大和が
運んで行くのを見て、私もすると
ここなちゃんも…自分のお皿を
シンクの所まで…運んでいた。
お風呂も…2人は港斗くんと
入りたいと言っていて。
妹夫婦は申し訳なさそうにしてたけど
港斗くんが良いですよと
言ってOKしていたので。
『港斗にぃに、お庭で花火しよ~』
そう大和が言って来て
スーパーに買い物に行った時に
花火セットが売ってるのを見て
孝明さんに買って貰ったのだそうで。
今日私達と一緒にお庭で
花火をするのを2人共
とても楽しみにしていたのだそう。
『ねぇね~も、いっちょにしよ~』
こんなカワイイお誘いを
お断りするなんてできないので。
一緒に花火をする事にして
後片付けは気にしなくていいから
大和とここなちゃんと
花火しておいでとお母さんに言われて。
私はしゃがめないから…
立ったままでい誰かの花火から
火を貰いながら手持ち花火を楽しんで。
『花火…いいですね。
夏のものってイメージありますけど
春にする花火も…悪くないですね』
「うん、蚊の心配しなくていいし
春でも…良い位かも?」
何本か…花火させて貰って
縁側で座ってゆっくりしながら
花火を楽しんでいる皆を眺めて居た。
お父さんも知らない間に
ビールとおつまみをお盆に乗せて
縁側に…移動して来ていて。
「父さんも…させてもらって来たら?」
『俺は…もう…そんなの
するような…歳でもねぇよ…。
まぁ…線香花火…ぐらいだわなぁ』
『線香花火あるよ~。父さんもしなよ』
『じぃじ~、こっちこっち』
『じぃじもいっちょしよ~』
庭に居る千冬と大和とここなちゃんに
誘って貰って…嬉しそうに
庭に降りて…行って。
線香花火だけして帰って来るのかと
思ってたらそのまま普通に
花火に混じてた…んだけど。