• テキストサイズ

コンビニの恋人

第12章 恋人ですよね?*nino*side


「幸せにします。」


そう言った俺


「幸せになります。」


そう言った莉子 ちゃん



果たしてこれは恋人になったんですか?

俺は告白したんですよね?
でも、あれは晃さんに宣言したのか?



「ん~…どうなのよ、これ」


「お?ニノどうしたの?」


と楽屋でリーダーが問いかける。


「リーダー、幸せにします。」

「え?ありがとう。」


うん、え?


「何に聞こえた?」

「宣言?」


嘘だろ…おい。
これはまずい。



「ニノ?」


「リーダー…俺ちょっと
出てくるんで!
30分後の収録までには戻るんで!」




ガチャンっ



いつのまにか俺は走っていた。


伝えなきゃいけない。



ちゃんと…彼女に…
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp