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コンビニの恋人
第30章 未来?*nino*side
『じゃあ、いってらっしゃい』
「いってらっしゃい」
そう言って笑顔で俺を
見送る二人
あ…やべぇ…
今日がんばれる。
「なんだよ!早く行けよ!
準備が…『翔ちゃん!だめ!』
そんな掛け合いを不思議そうに
見ながらも俺は微笑んでしまった。
「おい!ちびっこ…
ちょっと後ろ見るか目つぶっとけ…」
そう言うと案外素直に
翔くんは目を小さな手で塞いだ。
『ん?……んっ!』
「ふふっ…行ってきます」
莉子 にそっと
キスをして俺は家を出た。
こんな未来も…いつか。
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