第11章 毒ある慈愛の飼育
「……っ、クソ……あと一回……」
一時間という制限時間ギリギリまで、爆豪は粘り強く、そして執拗に彼女を攻め立てた。
最後の一滴を深奥へと絞り出すように三度目の熱を注ぎ込んだとき、はもはや声にもならない悲鳴を上げ、ガクガクと四肢を震わせて虚空を掴んでいた。
じっくりと、逃げ場のない快感でナカを掻き回され続けた彼女は、激しく突かれるよりもずっと深い「飢え」に悶え、シーツを噛み締めて涙を流している。
「……あ、……ぁ、……勝己、くん……抜かないで……もっと……っ」
「……時間だ。これ以上は、あのクソ教師がうるせぇ」
爆豪は名残惜しさを押し殺し、ズルリと音を立てて熱を引き抜いた。
空気に触れた途端、彼女のナカから彼の残滓がトポトポと無惨に溢れ出す。
それを横目に、爆豪は荒い息を整えながら手早く身支度を整えた。
「……明日も、放課後に来る。……それまでそのナカ、忘れんじゃねぇぞ」
冷たく言い残して部屋を出ると、爆豪は自室までの廊下を忌々しそうに歩いた。
自分の部屋に入り、扉に背を預けたままスマホを取り出す。
「……クソが。なんで俺が、こんな事まで……」
吐き捨てながらも、相澤のアドレスへメッセージを打ち込む。
『18:00 退出。中出し3回。体位は正常位で3回低速。……以上だ、クソが』
送信ボタンを押す指が震えていた。
中出しの回数だけでなく、その体位や状況まで事細かに報告させる……。
「…………もう、戻れねぇだろ……」
爆豪は顔を覆い、激しい葛藤に身を焼いた。
彼女を自分だけのものにしたいという独占欲と、そうするためには「管理」という檻の中で飼われるしかないという現実。
爆豪勝己というプライドの高い男にとって、それは彼女の快感以上に、じわじわと理性を削り取る地獄だった。