第10章 ※地獄の底で 君の名前を呼んだ【ヒロアカ 轟焦凍】
「……焦凍くん、お願い。……早く、……ナカに入れて……っ」
その後も口と指で幾度も絶頂へと突き落とされたは、潤んだ瞳で彼を見上げ、熱い中心を求めて腰を揺らした。
その切実な懇願に、轟の胸の奥で昏い悦びが弾ける。
「……ああ、全部俺で埋めてやる」
轟は自身の熱く昂った証を、蜜に濡れる入り口へと押し当てた。
一週間前、大切に慈しみ合いながらも、彼女が痛がるからと途中で断念したのが嘘のようにそこは滑らかに、容易く彼の太さを飲み込んでいく。
ーーズブッ、……グチュッ!!
根元まで一気に沈み込む、生々しい肉の音。
あまりにも呆気なく奥まで受け入れてしまった事実に轟は一瞬、言葉にできない寂しさと、彼女をここまで「作り替えた」男たちへの殺意を覚えた。
だが、彼はその黒い感情を無理やり押し殺し、腕の中の彼女だけを見つめる。
「……あ、あ、… しょ、うと……くん……っ!!」
「……っ、……すげぇ、熱い……。、俺がわかるか」
ゆっくりと、腰を揺さぶり始める。
粘膜が擦れ合い、蜜が泡立つ卑猥な水音が部屋に響き渡る。
男たちの暴力的な突き上げとは違う、轟の愛の重み。
ただ奥まで入っているという事実だけで、のナカは歓喜に震え猛烈に彼のモノを締め付けた。
「あ、……あぁぁっ!! すごい、……奥、……そこ、……イッちゃう……っ!!」
「イってもいい。……俺も、お前が全部忘れるまで、やめねぇから」
絶頂の波に呑まれ、腰を震わせながら鳴き声を上げる。
轟は彼女がいっている最中も動きを止めず、容赦なくその奥底を突き上げ続けた。
ーーズチュッ、ズチュッ……!
「ん、あ、……あ、あぁぁああ!! んんぅ!!」
激しく締め付けられ、翻弄される快感。
轟は自分を受け入れて壊れそうに喘ぐ彼女を、愛しいものを見る目で見つめていた。
一週間、彼女を汚し続けた男たちの記憶をこの一突きごとに、自分の熱い白濁で、愛情で、完膚なきまでに上書きしていく。
「もっと……、もっと俺を、……感じろっ!……っ」
汗ばんだ体が密着し、逃げ場のない熱が二人の間で渦巻く。
は涙を流しながらも、彼という唯一の救いに縋り付き、深い悦びの深淵へと沈んでいった。