第7章 ※宿儺は伏黒の女を食い散らかしたい 【呪術廻戦 伏黒恵】
その言葉に促されるように、伏黒は腰を沈めた。
ゆっくりと、けれど確実に、の深淵へと彼自身が沈み込んでいく。
「あ、……っ! んっ、……ぁあああ……っ!!」
「……っ、……。狭い、な……。っ、愛してる、」
伏黒はの耳元で愛を囁きながら、激しく腰を叩きつけた。
宿儺が残した「絶望」の記憶を、自分の「愛」という名の執着で塗り潰していく。
一突きごとにの身体は伏黒の熱に染まり、彼女の口からは、あの日とは違う、心からの幸福に満ちた喘ぎが溢れ出した。
「ん、あ、っ! ぁあ……っ! 恵くん、恵くん、だいすき、っ、あぁああ!!」
「俺もだ……。誰にも、宿儺にも、虎杖にも……っ、お前は渡さない……っ!!」
伏黒はの腰を強く掴み、彼女を自分の色だけで染め上げるように、幾度も、幾度も深く突き上げた。
二人の熱が一つに溶け合い、静かな部屋には、ただ互いを求め合う卑猥で、けれど純粋な愛の音だけが響き渡っていた。
壁一枚隔てた隣の部屋で、虎杖悠仁は暗闇の中にうずくまっていた。
「……っ、ふ……っ」
薄い壁を抜けて届く、の甘く蕩けたような喘ぎ声。
そして、友である伏黒の、低く、獣じみた熱い呼気。
あの日、宿儺がを壊した音が、今は「愛」という名の質量を持って虎杖の耳を突き刺す。
(俺の……俺の身体のせいで、二人は……)
罪悪感で吐き気がするのに、虎杖の手は無意識に熱を持った自身の股間に伸びていた。
脳裏をよぎるのは、伏黒に抱かれながら幸せそうに名前を呼ぶの顔。
そして、そのナカに残っているはずの、虎杖の種子の感触。
「……っ、クソッ、……あああぁっ!」
最低だ。
そう罵りながらも、虎杖は壁の向こうの二人に合わせるように、自嘲的な自慰を止められなかった。