第1章 せかいをかえる ✿
「だから私は来たんです」
「···?」
「レリルさんとソリンディスさんをこの黒王時代から500年後の私が生まれた時代へと」
「何を言ってるんだ··」
「理解するには時間が必要ですが、今から私が話すことは近々起こり2人の運命を引き裂きます。レリルさんにも今聞こえてるはず、ヴェズルフェルニルの囁き··いやアビスの囁きが」
『話を聞くな、こいつはただの孤児だろ。私が話す全てが答えだ』
(話が··わからない)
目の前にいる女は俺達を過去から未来に連れ出す?
だがソリンディスと一緒にいたい
『なにを迷う。レリル··君がずっとソリンディスといたいんだろ?このままでいいのか?』
ギリッ
「黙れ!」