第2章 割れた音がした イルーガ
ほわほわ
(···やわらかい髪の毛。長すぎず短すぎないまつ毛、薄水色の中に光が見える)
ほわほわ
(柔らかそうなほっぺだな··くちびるなんて、薄い桃色)
僕がゆめで
何回も
重ねる色
スッ…
「?、イルーガさん?」
ぐぐっ
「桃色··」
「イルーガさん。」
はっ
「あっ···(近い、よく見える)って」
「体調悪いんですか?送りますよ。クルムカケは後ほど届けますから」
「ごめんなさい!勝手に頬に触れて··(あたたかった。)」
夢と違う
「クルムカケが出来ました。」
「イネファのクルムカケだよー」
「あっ、アイノさん、イネファさん。先にイルーガさんを家に送りますね。後ほどクルムカケを貰いに行きます」