第3章 蒼の侵食
着慣れた制服に袖を通す、爽やかな朝。
「ねぇねぇ、制服姿見せて〜
女子高生とえっち出来るなんて、婚約者っていいよね」
でもなかった。
ほとんど帰って来ないんじゃなかったの…。
朝方帰ってきて、わざわざ私を起こしてくれた。
5時前に。
そしてそのまま制服を着るようせがまれる。
今日から登校なのは、婚約者も把握している。
ただ…まだ新しい制服でもないのに、どうしてそんなに見たいのか…。
実家から送られてきた服はこの制服のみで、私服や下着は全て婚約者の趣味。
あまり高校生に変な物を着せないで欲しい。
眠くて上手く着れなくて、時間がかかる。
胸の前でホックを止めて、セーラーに手を伸ばした。
「ぁ……ま、まって…まだ着てない…」
待ち切れなくなった婚約者が扉を開けて入ってくる。
私にあてがわれた部屋。
でも、元々は婚約者のものなので、あまり強くは言えなかった。
しゃがみ込み、膝を抱き締める。
何度かそういうことをしていても、好きな相手ではなくても、やはり見られるのは恥ずかしかった。
「西高のだね。
てか、そんな恥ずかしがらなくてもいいじゃん。
子供の身体に興味なんてないよ」
えっちなことしたのは誰ですか。
何故かとても惨めに思えて、下唇を軽く噛み、僅かにむくれた顔になる。
―――この、変態教師。