第3章 再会
次の日も、その次の日も、ゆうま先輩は一緒にご飯を食べてくれた。
もう後ろから来てもおどろかない。(先輩は「ちぇ。」とか言っていじけてたけど)
あの日から、
『あのとき何て言おうとしたんですか?』
って聞いても、
「神様のお告げだって。」とか、「今日天気悪いから言わない方がいい気がする。」
とかでかわされる。ずるい。
ある日のお昼休み、せいらに言われた。
「わたしとれんのご飯食べてるの見てるでしょ笑笑!」
いつからバレてたんだろう。
『ごめん嫌だった?』
「愛川らなのことがキライとかじゃないけど、やっぱ二人の時間って大事じゃん?」
十分二人きりなのでは?と思ったけどそれ以上余計なことは言わず、
『じゃあ別のとこ探す!せいら。楽しめよ?』
と言っておいた。
その日の夜、
せいらは「愛川らなのことがキライとかじゃないけど」っていってたけど、本当は嫌なんじゃないかなとか、ゆうま先輩と食べているときに言われたデートの話だって聞かされてないことを思い出して悲しみとイライラで泣いた。
でも本当は…
せいらにたいして悲しみとイライラの感情を持ち始めていることが、とてつもなく悲しかったから泣いているんだとわかっているんだ。
こんな感情持ちたくないよ。
私の中で、「愛するヒト」のことはずっと愛していたいんだから。