第3章 再会
ーその日のお昼、私は一人でお弁当を食べていた。
私はいつもせいらと二人でいるし、仲良い男子友達は男子友達で固まってるからその中に入るのはハードルが高い。だから一人で食べるしかないの。
正直めちゃくちゃさみしい(泣)
せいらとれん先輩は一緒にご飯を食べている。最近は中庭のベンチがお気に入りスポットらしい。そんな二人を影から見つめながらおにぎりをたべようとしたとき、
「盗み見よくなさすぎー」
と、後ろから声がした。びっくりしておにぎりおとしそうになったじゃん!
振り向くと、ゆうま先輩がいた。
正直私は小6ぶりだから何言えば良いかめちゃくちゃ迷った
『ゆうま先輩もですよね!』
「バレた?」
と言いながらたぶん購買で買ったパンを持ちながら私のとなりに座る。
何でとなりに!?ほんとうに気まずいがすぎる。まぁたぶんそう思ってるのは私だけで、
「ラブラブだよなー。」と、普通に話しかけてくれる。結構ありがたい。
『そうっすよね。おかげでボッチですよ!?』
「それな」
『まじふざけんなーってかんじだけどせいらが幸せそうだからいいです』
「いま絶対「私良いこと言ったー」って思ったっしょ」
『よくわかりますね笑』
「まぁ天才だから」
意外と話すことができた。合わせてくれてるのかな?
久しぶりで緊張してたはずなのにもう打ち解けてしまった。私チョロすぎなんか?
『てかゆうま先輩、私の名前覚えてますか?』
好奇心で聞いてみた。
でもせいらの連れくらいに思われていると思うから覚えてないよねーー
「愛川らなでしょ?」
今度こそ本気でおにぎりおとしそうになった。ほんとにびっくりしたし、ちょっと嬉しかった。
『何で覚えてるんですか!?忘れてると思ってました…。』
「そりゃまぁせいらの友達なのに意外と大人しかったから印象に残ってたかなー。だから。」
…大人しかった?まぁゆうま先輩にはそう見えたのかも。
そうやって話しているとお昼の時間は終わって、いつの間にかせいらたちもいなくなっていた。
「じゃね~」
そういってゆうま先輩も教室に帰っていった。
…そういえばなんで今日隣に来たんだろ。昨日まではいなかったよね。