第69章 天之麻迦古弓/天羽々矢
高天原より来たりし天若日子(あめのわかひこ)に畏み畏み白(もう)す。
天津神々より下賜されし、邪心を射抜く神弓(しんきゅう)、神矢(かんや)を貸し与え、我に悪神百鬼(あくじんひゃっき)を討たせ給え。
【術式】陰陽術式(神器)
【使用者】神ノ原 星也
【使用シーン】第44章
【効果】
神弓・天之麻迦古弓(あめのまかこゆみ)と神矢・天羽々矢(あめのはばや)を依り代に降ろす。
【解説】
日本神話に登場する弓矢で、葦原中国に遣わされる天若日子に与えられた。
しかし、天若日子は大国主神の娘・下照比売と結婚して任務を放棄し、8年経っても高天原に戻らなかった。
やがて、高天原から遣わされた雉を天之麻迦古弓と天羽々矢で射抜いて殺してしまい、その矢は高天原まで飛んで行く。
その矢を手にした高御産巣日神が、「天若日子に邪心があるならばこの矢に当たるように」と誓約をかけて地上に返すと、その矢は寝所で眠っていた天若日子の胸を貫いたとされる。