第40章 舞い散る羽に 心 重ねよう わたしは独りじゃない
眠れぬ夜を数えて 白くくすんだ羽が
譲れない願いの果てに 抱きしめた一羽片(ひとひら)
幸せに満たされた日々 羽含(はくく)み続けていたい
忘れない痛みの分だけ 必ず掴めるから
舞い散る羽に 心 重ねよう わたしは独りじゃない
あなたのくれた音色 連ねて 夜も越えてみせる
怯えないで わたしがずっと抱きしめている
何があっても揺るがない想い 信じて
【術式】歌楽具現術
【使用者】神ノ原 詞織
【使用シーン】第21章
【効果】
羽を纏う不可視の壁を発生させ、同時に自身の身体強化を行う。
【解説】
本来は防御効果しかないはずで、重複して身体強化の効果を発生させたが、これは特訓の成果と幸運により、半分くらいは まぐれでできた。
しかし、重複した効果を発生させた場合、足し引きの関係でどちらも中途半端な効果しか出せないが、このときの詞織は『皆を助けたい』という決意と格上の相手と戦う覚悟で感情がかなり昂っており、下がった効果より呪力が高まった結果、効果は逆に上がっていた。