第1章 【歌楽具現術】
歌楽具現術
【使用者】神ノ原 詞織
【概要】
歌うことでその歌に感じた印象を具現化する。
【解説】
この術式には拡張術式という概念は存在しない。
しかし、既存の歌をアレンジすることで別の効果に書き換えることも可能で、そういう意味ではこの『アレンジ』が拡張術式に近い。
発想は術師に委ねられるため、高い呪術センスと発想力が求められる。
術式効果により、感情の昂りで呪力が一時的に増すため、和歌を引用するよりは歌う方が威力が高い。
和歌を使う場合、初句で発動し、二句以降の詠唱で効果が高まり、五句の詠唱で最大威力が乗るというシステム。
基本的に一つの歌に対して一つの効果を持っているが、発想によって生まれた結果、副次効果のようにもう一つ作用することがある。
歌をうたっている途中で気持ちを切り替え、術式効果を変更することも可能だが、難易度はかなり高い。
身体を動かすと集中力が散漫になるため、体術と術式の併用は不得手だが、交流会への特訓で使用可能となった。
しかし、集中力が散漫になることは変わらず、威力はあまり伸びない。
天与呪縛として『陰陽術式』を差し引かれており、歌楽具現術を高出力で行使できる。