第12章 バルバットに平和を
レイ「あ!いた!!」
・・・もろ敵に囲まれてるし!
モル「急ぎましょう!」
私たちはスピードを上げ猿みたいな化け物に突っ込んだ
バキッ!
ボキッ!
アリ「なっ!!レイ!モルジアナ!!どうしてここに!!」
レイ・モル「あなたの力になりたいから!」
レイ「それに1人で行くなんて酷いよ!力を貸すって約束したのに!」
アリ「そう言うと思ったから黙って来たのに…
わからないのか?俺が黙って出てきたのは、俺が1人でやるべきことがあるからだ」
モル「わかってます。貴方は、また貴方だけの何かやるべきことを秘めて戦おうとしている」
レイ「それに!アリババのやるべきことはここでこんな奴らを相手にすることじゃないでしょ?
あそこで踏ん反り返ってる奴をどうにかすることのはずでしょ?」
私の言葉にアリババは王宮の上階を仰ぎ見た
アリ「!!…ああ」
・・アブマド!
モル「なら、ここは私たちに任せてください。ここはなんとかします」
アリ「そんな無茶やらせられるはずないだろ!!」
レイ「無茶じゃないよ!アリババ!」
モル「その通りです。私やれます。」
そう言ってモルジアナは大きく息を吸い込み大声を出した
ガウッ!!!!
この声で化け物は怯んだようだ