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淫夢売ります

第66章   レ・ナンフ・ラスィーヴ


1か月弱前、三人は『夢占モルフェ』で女主人ユメノからそれぞれの運命を暗示するカードを購入する。そしてその夜、亜希子と優里はほぼ同時にバル・マスケに入った。そして、亜希子はノワールに、優里はデュークに導かれて、その日常の仮面に隠された性癖を曝け出していく。

亜希子は退屈から逃れ奔放に性を楽しむラビとなり、本来の自分を思い出し、
優里は気を張って周囲と戦い続ける戦士の仮面を外し、愛される虜囚セルヴァとしての安寧を得ることになる。

優里が奴隷に堕ちるさまをラビとして亜希子は楽しんで見ていた。あのカモシカのような健全なボディをとろとろに蕩けさせてみたいと欲情していたラビにとって、セーヌ(舞台)上でセルヴァを公開調教する機会を得たことは何にも勝る興奮を与えた。かつて自身がされたデリエール(アナル)の調教、二穴の快楽を、自身が初心なセルヴァに教え込んでいく。聴衆の前で絶叫させ、何度も何度も潮を吹かせる征服感・・・その興奮はそのまま、その後のパルティエに持ち越され、彼女は文字通り一晩中淫蕩な交わりに耽ることになる。

そして、一週間前。亜希子と優里にとっては二回目、里宇にとっては初めての『パルティエ・フィーヌ(高尚なる宴)』で、この三者は初めてバル・マスケで邂逅することになる。すっかり隷従に堕ちた優里をヴィトレで『鑑賞』させられた里宇は、そこで初めて導き手であるファイにより、トワノンとしての絶頂を経験させられる。穏健な性体験しかしてこなかった里宇にとって、それは天地がひっくり返るほどの経験だった。

そして、ファイに導かれるままパルティエに巻き込まれたトワノンのデリエールをラビは好奇心のまま開発することになる。知己とは知らぬまま、羞恥の快楽に堕ちたセルヴァはその痴態を惜しげもなくトワノンに晒し、その周囲を奔放にラビは跳ね回っていた。

夢の中で、何度も、何度も互いの痴態を見せあい、見せられ、時には交わりすらしておきながら、三人は自身の夢は自分のものだと思っていた。

しかし、それも徐々にほころびを見せることになる。
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