第64章 ラ・カプティーヴ
私の口はもはや意味のある言葉を紡ぐことができなくなっていた。「いひぃい」とか「はぁあぐう」とか、喘ぎ声ともつかない声。
何処かに落っこちていきそうで、必死にノワールの首にしがみつく。
自分がどうなってるのかわからない。ノワールがキスをしてくる。ラビが後ろから首筋を舐めてくる。ラビの指がクリトリスをグリグリと潰してきて、ノワールの舌が私の舌に絡み合う。
「ひぃいあいいいぃい、イグイグぅ・・・いちゃううぅ!!」
「あ、ダメ、ダメ・・・イク・・・いってる!!!」
「ひぃあいああ・・・ああ・・・・くぅいいくっっ!!」
身体中が震え、最後には絶叫し、頭の中が白く白く染め上げられていく・・・
堕ちる・・・堕ちる・・・どこまでも・・・どこまでも・・・
観客のどよめき
万雷の拍手
称賛の声
何もかもが遠くで響く。
ずるん、ずりゅんと前後からおちんぽが引き抜かれた感触がしたような気がした。
その時には私の意識は朦朧としており、何もかもが遠くに感じられる。自分の身体すらまるで暗闇に溶けてしまったようで曖昧になっていた。
最後、途切れそうな意識の端で、私はなにか声を聞いた気がした。
「では・・・最良の奴隷は!セルヴァ!」
『良かった』
・・・そう思ったかどうかすらわからないまま私は意識を闇に手放していた。