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淫夢売ります

第63章   レ・スクラーヴ


私の方に来たのは、男ー女のペア。男の方は金糸をあしらった黒猫をモチーフとしたマスクを、女の方は顔の半分より上を真っ白な仮面で覆い、頭の上に耳をつけている、まるでうさぎのように見えるマスクを付けていた。
『黒猫』の男はノワール、『うさぎ』の女はラビと名乗った。

ファントムが説明したルールは簡単。
二人で一人の奴隷を1時間に渡って淫らに調教する。その様子を観客が見て、どちらがよりよい『奴隷』であるかをジャッジする、というのだ。私達から見て右手に設えられた机の上には様々な淫具・・・ここの住人はそれをジュエと呼ぶがあり、反対側には身体を拘束するソファや磔台などが置かれていた。これらは代理調教人が好きに使っていいというのだ。

ノワールが耳元で囁いてくる。
「セルヴァ・・・淫らに泣かせてやるからな」
反対側の耳をぺろりと舐めてラビが言う。
「かわいい♡・・・デリエールの良さ、いっぱい教えちゃうね?」

ふふふ・・・
 ふふふ・・・

始まる・・・始まってしまう。
今夜、私は決定的に堕とされてしまうんだ・・・
そう思った。

以前は恐ろしかったこんな変化も、今となっては、背筋がぞくぞくするような快感になってしまっている。

縛られて、動けなくされて
何度も何度もイかされて
その様子を舐めるように見られて、辱められて・・・

それが、たまらない快感になるように、私はすっかり変えられてしまっていた。

「始めるぞ」
「始めるね?」

こうして私の全てを塗り替える夜が・・・始まった。
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