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淫夢売ります

第63章   レ・スクラーヴ


☆☆☆
「さあ!皆様!今宵はパルティエの前に余興がございます!」

一階の広間、円形に舞台のように開けたところに落ちるスポットライトの明かり。その中に顔の右半分を覆うような銀の仮面を身に着けたタキシード姿の男性が大きく両手を広げ、口上をあげていた。

「皆様もよくご存知・・・あの調教師リュネールと奴隷商デュークのプロデュースによる新しい奴隷・・・それが今夜はなんと二人もいるとのこと。パルティエの前に、ぜひ皆様に品定めをしていただこうと・・・そういう趣向でございます」

「さあ!ご紹介しましょう!」

パン!と機械音が響き、今まで舞台の暗闇に沈んでいた私達にもスポットライトが当たる。

「まずはピスケス!」

おおおっ!

会場の周辺、スポットライトの届かないまるで暗い海のような客席がどよめいた。私達からはよく見えないが、多くの『観客』がいることは疑う余地がない。

照明に照らされたピスケスは奴隷の衣装に身を包んでいた。胸の部分がくり抜かれたビスチェなので、可愛らしいピンク色の両の乳首が丸見えである。また、下はたとえ分離しなくとも、股の部分がくり抜かれているので、陰毛が薄いピスケスのは、その割れ目までバッチリと見えてしまっていた。

そして、彼女の白く抜けるような肌に、黒光りする革製のビスチェが映えていた。

「お次はセルヴァ!」

パン!と私の周囲が明るくなる。スポットライトの熱を感じたと錯覚する。私もピスケスと全く同じ格好をさせられていた。しかし、こうして同じライトで照らされると、どうしてもピスケスよりも私の肌のほうがくすんでしまっているように見える。

胸は私のほうがあると思うが、陰毛が濃く、それを見比べられていると思うと、とても恥ずかしかった。しかし、奴隷である以上、胸も、陰部も手で隠すことなど許されなかった。

「さあ・・・これからが本番です。
 今宵は、お二人の主であるリュネールより、代理公開調教の許可を得ております。
 観客の皆様の中で、お二人をこのセーヌ上で調教してみたいという方は挙手願います!
 ただし、ペアでの参加となりますので、どなたかとペアを組むようお願いします!」

え・・・公開調教!?

一瞬、ファントムの言っていることが理解できなくなる。いや、できているのだけど、身体が受け入れを拒否しているのだ。
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