第33章 セイレーン
ずっと、ここに・・・ずっと、澪の中に・・・。
そうだ、なんでこんな事に気づかなかったのだろう。澪の中にそのまま入り込んで、一つになってしまえば、何も心配することもない。ずっと、ずっとこの安らぎと快楽を感じ続けることができるじゃないか・・・。
澪がそっと僕のお尻に指を這わせる。それだけでゾクリとした快感を感じる。澪との交わりは飽きることがない。
「気づいてますか?真人様・・・」
何に?
くりっと尻穴に澪の細くてしなやかな指が入り込んできた。それは不思議なほど置くまで届き、僕のアナルの気持ちの良いところを擦り上げてくる。
「ううう・・・」
キュッと尻穴の中を刺激されたかと思うと、ぎゅっと勝手にお尻がすぼまる。そして、そのまま、じわっと勝手に射精してしまった感じがあった。ちんこは何も刺激されていないのに、なぜ?
そんな、不思議な快感が僕を襲った。
「気づいていますか?」
耳元で澪が囁く。何を・・・何を気づいているかというのだ?
「このお城は、海底にあるのですよ・・・。真人様はもう、戻れませんわ・・・」
そうか、最初は月明かりが差していたのに、今はどんよりと曇り空だと思っていたが、違うのだ。この城自体がいつの間にか、深い深い海の底にある・・・。言われてみれば、城全体が暗く沈んでいるように思える。
澪は、ここで僕を捕らえるもの。
海の魔物なのかもしれない。
そんなふうにぼんやりと考えながらも、僕は再び硬く勃起したちんこを肉襞奥深くに突き入れていた。
そうか、もう・・・戻れない・・・戻らなくていいんだ。
ああ、でも、確か今日は温泉に来ていたんじゃなかったっけ?
そうだ、佳奈・・・佳奈と大浴場でセックスして、抱き合って・・・今日もゆっくり二人で過ごそうって・・・。
「真人様・・・」
いつの間にか体勢の上下が変わっていた。僕の上で澪が腰を振っていた。淫らにぬちゃぬちゃと音を立てている。騎乗位と言われる体位だ。この体位だと結合部分がよく見える。澪のオマンコからあふれる汁で白く泡が立っていた。
「真人様、何を考えていらっしゃるの?澪の・・・澪のことだけを考えてください。澪は真人様のことを考えると、それだけでオマンコがこんなにも淫らにとろけるんですから」