第32章 人魚姫
何を言ってるの?この人・・・。
舌が張り付きそうなほどカラカラになっている。
「刷り込みってありますよね?雛鳥が初めて見たものを親だと思う、ってあれです。この薬は性的な刷り込みを可能にする効果があります。脳が待機状態のとき、最初に挿入されたペニスの味をあなたの身体はしっかりと覚えてしまうんです。」
ちゅうと注射器で薬品瓶の液体を吸い上げる。
「まずは性器に・・・」
そのまま注射器の先を私のアソコに差し入れる。細いガラスの先なので、痛みはないが、ヒヤッとした冷たさと、違和感がある。腰を動かそうとするが、恐怖で身動きもとれなかった。
ちゅうっと冷たい液体が注入される妙な感覚がある。
「まあ、僕があなたを犯すのですが、僕のペニスの味を覚えてしまったあなたは、僕のではないとイケなくなる・・・。だから、一生僕の奴隷です。僕のペニスの快感を得るためなら何でもいうことを聞くようになるんですよ?」
素晴らしいですよね・・・と笑った。まるで世間話をしているかのようだ。
「さて、次はアナルですね」
同じように注射器で薬液を吸い上げる。
「少し、お尻を上げてください」
プルプルと首をふる。が、青海がいうこと聞かないとあなたが痛いだけですよ?という言葉で観念した。腰を少し上げると、浣腸のように注射器を肛門に挿入し、薬液を入れてきた。
にゅるりにゅるりと直腸に侵入してくる薬液が気持ち悪かった。
気のせいか、先ほど薬液を入れられたアソコがじんじんと疼いているようにも感じる。もじもじと脚を閉じ擦り合わせてしまう。
「ははは・・・そんなに早くは効かないですよ・・・それとも、私の話を聞いただけで興奮しちゃいました?身体を変えられちゃうことに・・・ゾクゾクしましたか?」
今度は小さい瓶からスポイトで薬液を吸い取る。
「さあ、最後はお口です。こっちの小さい方は原液に近い・・・さて、お口を開けてください」
当然私は口をぎゅっと閉ざした。そんな訳のわからないものを飲まされてたまるか・・・。でも、青海は私の頬を手でぎゅっとつかみ、無理矢理に口を開かせる。
一滴、二滴、三滴・・・
ほんのり甘くてドロリとした液体が舌を転がり、喉に落ちていくのが止められない。
がはっ!ごほっ・・・