• テキストサイズ

淫夢売ります

第28章   終わらない宴


そのカードは紛れもないモルフェのカードだった。裏の模様が同じだ。
そして、表のデザインは・・・。

「そ・・・そんな・・・」

私の持っているカードとうり二つだった。ただし、鏡写しだ。
私のカードは鎖に繋がれた男性が左、女性が右に描かれている。
このカードは女性が左、男性が右だ。

一体どういう・・・。

「おい!木崎・・・何してんだ?」
里原主任に突然、後ろから声をかけられ、びくりとする。カードを戻し、スーツを椅子にかける。
「す・・・すいません。スーツが落ちたもので、拾ったのです」

自分が落とした、とは言わなかった。怒られる!?と思ったが、彼の返事はそっけなかった。
「そうか・・・」
言うと、私を押しのけるようにして自席に座り、買ってきたらしいパンを食べ始めた。

心臓が、ドキドキしている。
あれはどういうこと?
同じカード、同じ図案・・・偶然?
もしかして・・・もしかして・・・。

私はちらっと、里原主任の方を見た。

もしかして・・・夢の中の友理は・・・本当にあなたなの?
/ 336ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp