第27章 嗜虐の楽園
あれ?あなた、私に「すいません」じゃすまないって、昼間言ってなかったっけ?
バシンと更に叩く。黙って叩いているから、きっと何が悪いかわからないよね?
でも、教えてあげない・・・。
「ああ・・あああ・・・はあああ・・・」
言葉なく、泣きじゃくる友理。どうしていいかわからないよね?教えてほしいよね?
ああ・・・堪らない・・・堪らないよ・・・。
「しょうがないな・・・最初だけだよ?教えてあげるから、ちゃんと覚えてね?
『申し訳ありませんでした、翔子様。必ず私はここにおります。お許しください』
ってところからしら?」
ゆっくり、言葉を切って、教えてあげる。
バカにもわかるように。小学生にもわかるように。
あなたが、昼間、私に言ったように・・・、ね?
ムチをふるいあげると、友理は息も絶え絶えながらも、懇願するように言った。
「も・・・申し訳ありませんでした、翔子様。必ず、必ずおります。だから・・・だからもう・・・」
それ以上は言えなかった。
恐怖のあまりか、そのまま気を失ってしまったからだ。
振り上げたムチを下ろす。そっとそれを床に置くと、そっと、座ったまま気絶している友理を抱きしめた。
なんて・・・愛おしい。なんて、かわいいの・・・。
そうだ、夜が明ける前に、ちゃんとしてあげなきゃ。
傍らに塗り薬が置かれていた。ムチの傷にしっかりと塗ってやる。それから、首輪をつけて、部屋の中央に現れた鉄柱に鎖で結びつける。
逃げられないように。私から離れないように・・・。
それから、手錠。足かせも。
トイレくらいはいかれるようにしてあげようかしら?
足かせはやめた。鎖を少し長くして、トイレと簡単な食事くらいはできるようにする。
これでいいかな?明日、いえ、今日の夜・・・また会いましょう。ね?
私が選んだ首輪をつけたかわいい人。
私は、彼の額にそっと、キスをした。