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淫夢売ります

第3章   壊れるほどにイカせて


☆☆☆
「夢占 モルフェ」のいつもの席。ユメノが一枚のカードを弄ぶようにしている。

「吊られた女に群がる男」のカードか・・・
あの人、舞子さんっていったかしら?

このカードは二枚一組、相棒のカードを通せば、クライエントがどんな夢を見ているか、ユメノにはわかるのだ。

「ずいぶん、いやらしい夢を見ていますね・・・。
 ああ、ああ、あんな顔して悦んで・・・。
 名前まで変えられてしまって・・・大丈夫でしょうか?」

あの人は、ずっとずっと制約されて、我慢して、相手に合わせて生きてきた。
セックスも、旦那に合わせていてばかり。
もっと、イキたいのに、もっと、乱暴にされたいのに・・・
そんな欲求を「貞淑」の仮面の下にずっと押し隠してきた。
だから、苦しくなっちゃったのかな?
マイカになれて幸せ?

「戻って、来れますかね?」

まあ、私には関係ないことですけど。

ふふふふ・・・ユメノは閉店後の店でひとり笑っていた。
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