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淫夢売ります

第22章   求める罪


図案の中には、男女が複雑に絡み合っているもの、女性が女性を、男性が男性を口淫しているもの、数人の男女が折り重なっているもの・・・などなど、それぞれが直接どんな行為を意味しているのかがわかりやすいものから、ただ手を差し伸べているもの、恍惚とした表情を浮かべ天を振り仰いでいるものなどのように、それだけでは意味がよくわからないものまで多くのカードがあった。

「この中から、ご自分が最も惹かれるものを選んでください」
選ぶ?言われて、私はカードに手を伸ばす。ほとんどのカードは特に何も感じない。ただ、一枚、どうしても気になるものがあった。
「気になるもの、とかでも?」
「そうですね。あなたの心が惹かれるものを素直に選んでください。ここが一番大事です。ご自身の心に素直に・・・選んでくださいね」
だったら、このカードだ。これが一番、私の目に飛び込んできた。心なしか、触れた感じも心地よい。

「これです」
指をさすと、ユメノはそのカードを取り上げ、私に差し出した。
「これが、あなたの欲望です。
 夢を見たいときは、このカードを枕の下に入れるか、身につけて眠ってください。」
そうして、深々と頭を下げる。

「それでは・・・良い夢を」
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