第27章 日常茶飯(にちじょうさはん)
タオルケットでガバっと身体を隠した私の、乙女の恥じらいの叫びが深夜の綿貫亭に轟く。
「人の、まぐわいに・・・興味があるのです。・・・不思議・・・。」
桔梗はマジマジと私の様子を見ながら、こともなげにそう言った。
そ・・・そういえば、ビジョンの中でも彼女は人がつがい、子をなすところを興味深そうに眺めていたような・・・。
で・・・でもでも・・・今!それをしなくても!
「綾音は、そこを舐められると・・・いいのですか?」
真顔で、そんな事言わないでえ!
顔が真っ赤になり、思わずタオルケットで顔を覆う。ダリはそんな私達は肘枕をしながら楽しげに見ていた。
「不思議・・・綾音の顔はいつもと違った・・・。すごい・・・声まで変わる・・・」
ぎゃあああ!!
やめてやめてやめてえ!!
あまりの恥ずかしさに私は突っ伏してしまう。結局その夜は、私は一晩中桔梗に「気持ちいいとはどういう感じですか」とか「ああいう声はどうしたらでるのですか?」などと質問され続けることになった。布団を被って丸くなる私の背中をダリがぽんぽんと叩いてくれていたが、恥ずかしいったらありゃしなかった。
そう、桔梗は、人間のエッチにものすごく興味津々なのである。