第27章 日常茶飯(にちじょうさはん)
☆☆☆
綿貫亭では、私の理想通り、寝室には十分な大きさがあった。加えて給料も保証され、お金の心配もなくなったので、奮発してキングサイズのベッドを購入することにした。芝三郎はリビングのソファでぬいぐるみになっていてもらうとして、夜はこの十分な大きさのベッドで私とダリ、そして清香ちゃんと眠ることになった。
超幸せである。
そして、以前使っていた小さいベッドを下取りに出し、大きなベッドが入った初日の夜のことである。久しぶりにダリが横に寝てくれたことが嬉しすぎて、テンション上がったのがいけなかった。清香ちゃんが大の字になってスースーと寝息を立てるころ、私は思わずダリにぎゅぎゅっと抱きついてしまったのである。
ちょっとだけ、言い訳させてほしい。
ダリはかっこいいのだ。そして・・・触り心地がいいというか、なんというか・・・とにかく、一緒に寝てたらつい、こう、手が・・・脚が・・・接触面積を多くしようと寄っていってしまって・・・。
こん、とダリの胸におでこをくっつけて、そしたらふわっと男性のいい匂いがしてきて、私、ちょっとドキドキしちゃって。ウルって、物欲しそうな目で顔を上げたら、ダリも私を見ていて、そのまま溶け合うようにキスしちゃって・・・、最初は軽く、1回、2回、って。
だんだん激しくなってきて、唇を吸われるようなキスをされて、その頃には私、もっと、エッチなことして欲しくなってきちゃって・・・。乳首がピンと立ってきてるのを感じてしまって・・・。
吐息が熱くなって、脚を絡ませて・・・なんでこんなに積極的になっちゃうんだろうって思ったら、多分私、ずっとずっと我慢してたんだって、その時に気づいてしまっていた。
この日のダリはちょっと優しくて、そっと私の頭を撫でてくれたものだから、それもすごく嬉しくて、クリクリって頭を胸にこすりつけてしまう。
「抱いて・・・よいか?」
耳元でそう囁かれたら、もう、頷くしか選択肢がなくて・・・。
隣りにいる清香ちゃんを起こさないように、スルリスルリとナイティを脱いで、ダリも着物(ちなみにダリは寝る時、夜具として浴衣のような薄い着物を着ている)を脱いで、互いに裸で触れ合って、それだけですごくすごく気持ちよくなっちゃって・・・。