第112章 神機妙算(しんきみょうさん)
一応仕事だ。事前調査も必要だ。
でも、でも・・・これは想定通りなのです!
私と宝生前さんのバディで事件解決に奔走・・・事件解決の暁には、二人の距離はぐっと縮まっている・・・。
ラブストーリーの黄金パターンなのです!
ちらっと土御門の執務室を見ると、菊理媛が窓の外をぼんやり見ているところが見えた。そんな菊理媛に向かって、心の中で小さく『ありがとう』とお礼を言う。
さすがは神なのです。
やる気なさそうに見えて、仕事が早いのです!
私は努めて真面目な顔を維持していたつもりだったが、あとになって冴守から『ものすごくニヤけていましたけど、会議の場ではそれにふさわしい立ち居振る舞いというものが・・・』と説教され、再びブスくれることになってしまった。
冴守、うるさいのです!