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ヒカリノキオク【ヒロアカ】

第4章 深すぎず浅すぎず、近すぎす遠すぎず


「ただいま……」

ジーニストは本を閉じ、
の表情を見ただけで察した。

「……何かあったな?」

「……うん。でもね、
助けてくれた子がいたの……
友達……できた……」

ジーニストの目がやさしく細くなる。

「そうか。
悲しいこともあっただろうが、
それを乗り越えた君を誇りに思う。」

撫でられた額がぽっと熱くなる。

(……悲しいこともあったけど……
今日は、“いい日”だった……)

その夜、
は久しぶりにすぐ眠れた。
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