第3章 愛と義務
仁美は直哉の言葉に一気に顔を赤くした。
そうして直哉が嗅いでいるのは着物の香ではない。
彼の目の前にあるのは、仁美の開かれた秘部だからだ。
「…直哉…堪忍して…。」
ジッとソコを見られて、仁美は涙を滲ませて直哉に言った。
震えた仁美の声が直哉の気分をたいそうよくさせた。
直哉の顔が近付いて、仁美の割れ目を舌が這った。
「っあっ…あかんっ…やめてや…っ!」
棚がガタッと不安定に揺れ、仁美は縁を強く握った。
指で割れ目を開かせて、舌で愛液を拭っていく。
その内突起に舌が絡まると、吸いながら固くなったソコを舌の先端で転がした。
仁美の腰が動くたびに、ガタガタと棚が揺れている。
「あっああっ…あかん…っうちもうっ…!」
仁美の腰が強張り震え出すと、直哉はゆっくりと舌を離す。
着崩れした着物も直さずに、仁美は肩で息をして、キッと直哉を睨む。
直哉は紅潮している仁美の頬を指でなぞると、言った通りに袴を脱がずに自身のモノを仁美の入り口に押し当てる。